はいさい!ヽ(=´▽`=)ノ♪
鹿追町の然別湖でカヌーに乗ってみました。
◆昔、千歳の美々川でカヌーに乗ってみた
昔(2006年7月)、インフレータブルカヌー(ロゴス製・未使用品)がリサイクルショップで安く販売していたので、そのカヌーを購入して、千歳方面の美々川(千歳市、苫小牧市)に行ったことがあります。
美々川は千歳沼およびその周辺の湧き水を水源として、国道36号線を添うように南下し、ウトナイ湖に流入する小河川。
実はこの美々川、水草が生い茂り手つかずの自然が残っていて、かつ、流れが穏やか。
今ではカヌーの”メッカ”になっており、多くのアウトドア・アクティビティ会社がカヌーツアーを提供しています。
いまどき、”メッカ”って死語かな?
そもそも、メッカはイスラム教を作ったムハンマドの生地なので、イスラム教徒の聖地であり巡礼地もある。 それが転じて、日本では「ある物事の中心地として、それに関係する多くの人が集まったりあこがれたりする場所」(デジタル大辞泉)という意味で使われているけど、だれが”メッカ”ってことばを日本に定着させたんだろう?
日本人の場合、”メッカ”よりも”お伊勢参り”とか”お蔭参り”の方がしっくりくると思うぞ。
ということで、もとい。
今ではカヌーの”お伊勢参り”になっており、多くのアウトドア・アクティビティ会社がカヌーツアーを提供しています。
うーむ・・・いまいち・・・まぁどーでもいいか。
ヾ(・ω・o) ォィォィ
ちなみに、”お伊勢参り”の伊勢神宮に祀られているのは、内宮に「天照大御神(太陽の神)」、外宮に「豊受大御神(食物も神)」というとこにらしいです。
アマテラスさんは超有名人(神)なので、「神嫌い・宗教嫌い」の僕でも知っていますぞ。エヘ
アマテラスさんのお父さんはイザナギさん、お母さんはイザナミさんと思われていますが、古事記では実はアマテラスさんにはお母さんはいません。
(TmT)ウルウル
男神のイザナギさんも女神のイザナミさんも神だけあってスゴイ能力を持っています。
相手がいなくても自分ひとりで子供を作れちゃう能力でーす。
(ノ゚ρ゚)ノ ォォォ・・ォ・・ォ・・・・
アマテラスさんは、お父さんの左目から生まれています。
右目からはツクヨミさん、鼻からはスサノオさんが生まれました。
このアマテラス、ツクヨミ、スサノオの3兄弟(3姉弟?)をまとめて、ダンゴ・・・じゃなく、三貴子(三人のまともな貴い子供)と呼ばれています。
この三人が生まれる前は、スライムみたいなドロドロした子?など、まともじゃ無い子を大勢作っちゃたので、最後の方でやっとまともな子を三人作れたみたいです。
もう少しこのお話を補足しますと、初めの頃のイザナギお父さんは穢れていたため、まともじゃない子がうまれてしまいました。その後、イザナギお父さん、気持ちを入れ替えて身体を清めたところ、三貴子が生まれたという寓話です。
多分、後世の子孫たちに教訓としてほしいとの願いで作ったおとぎ話だと思います。
アマテラスさんなんかは、左目から生まれたので、まだいい方ですよ。
外宮に祀られている「豊受大御神(トヨウケビメ)」さんは、女神イザナミさんのお孫さんですが、女神イザナミさんの「オシッコ」から生まれたワカムスヒさんがトヨウケビメのお父さん。
つまりトヨウケビメはオシッコの子供になりますな。
(((p(>o<)q)))いやぁぁぁー!!!
イザナギさんは「汚れた垢」から子供を作っちゃうし、イザナミさんなんかは「うんこ」からだって子供を作っちゃう。もうやりたい放題です。
この二人(神)の変●プレーはもう誰にも止められません!
もう少し「神」としての自覚を持って行動してほしいものです!!
┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
本当は「オシッコ」や「汚れた垢」や「うんこ」からは穢れた子しかできない。貴い子が授かるためには清い心と体が大切だよ。という教訓じみたお話が盛り込まれています。
つまり、古事記が後世の人々に伝えたかったことは『目や鼻は「うんこ」よりキレイ』ってことですね・・・僕もまぁまぁ同じ意見です。
古事記って7世紀頃「おおの・やすまろ」さんっていう人が内容をまとめて、当時の天皇(元明天皇)に献上したものらしい、ちょっと内容がグロいけど受け止め方によってはほのぼのとしています。
もし『現代版古事記』書いたらどんな感じになるのでしょう。宮藤官九郎さんか三谷幸喜さんあたりに原作・脚本書いてもらったって天皇陛下に献上したら楽しそう。
N●K大河ドラマ枠で無駄に予算をガッツリ使って、CG&実写映像化してくれたら、僕ゼッタイ観ますけど!
◆然別湖のカヌーの話はどうなった?
おーっと「メッカ→お伊勢参り→古事記」随分話題がそれてしまいました。
ごめんなさい。 m(。≧Д≦。)mスマーン!!
8月末に台風10号が来て、十勝地方に甚大な被害が出ていますが(現在進行形)、その後少しづつ復旧も進められているようです。
10月になって、通行止めの箇所も少しづつ解除され、行楽にもいい季節になってきたので「ガイド付カヌーツアー」に参加してみることにしました。
十勝管内でもいくつかの会社が「ガイド付カヌーツアー」サービスを提供しています。
最寄の「カヌーツアー」だと、音更町十勝川温泉の十勝ネイチャーセンター、自宅から約10km。
ここのカヌーは、十勝川を下るリバーカヌーでカヌーのタイプはカヤック型。
湖でカヌーをするなら、「ダム湖」よりも「自然湖」の方が断然景観がいいので、十勝だと然別湖になります。然別湖の場合は、然別湖ネイチャーセンター、自宅から約60km。
カヌーのタイプはカナディアンとシーカヤックがあります。
十勝川だと台風10号による影響で、流木などがあちらこちらに引っかかっている可能性があるので、今回は、然別湖を選択します。
10月1日(土)、カナディアンカヌーを10:30で予約。
当日の天気は晴れ、予約の30前に然別湖ネイチャーセンターに到着。
受付を済ませ、開始までまだ少し時間があるので、湖畔に降りて「足湯」に浸かってみよーっと。
ツレのT☆Nobuさん、アラ還とは思えない素早さ!
もうすでに、足湯に浸かっています。
僕も遅ればせながら、浸かってみます。
足湯に浸かっていると、足だけではなく、身体全体がじんわり温まってきます。
今は、日陰に入ると少し寒く感じる季節ですが、すっかりポカポカ状態。
(≧∇≦)b good!
おみやげ屋さんの前でニンニクなどを露店売りしているお爺さんが居ました。
ツレ:「うわぁ、”こくわ”懐かしいー♪」
お爺さん:「あんたら、”こくわ”知ってるのかい?」
この会話から始まって、暫し”こくわ”談義に花が咲きます。
この二人、どんどん話が膨らんで、日本の食料事情や地球環境まで話は広がっています。
飢餓で苦しんでいる国があるのに、日本人は食べ物を粗末にしている・・・云々。
あなた達、国連WFP(World Food Programme)のメンバーか?
と思いつつ、
奥様、そろそろカヌーツアーのお時間なので「世界食糧会議」はここまでと言うことでお願いします。
アセアセ…A=´、`=)ゞ
然別湖ネイチャーセンターに戻って、ガイドさんとご対面。
本日10:30のツアーは僕とツレの2人だけ、若い男性のガイドさん独占です。
ガイドさんと一緒に、湖畔のカヌー置場まで歩いていき、ライフジャケットを装着した後、ガイドさんから説明を聞きます。
①注意事項を聞く
②陸上でパドルの使い方を教わる
{直進、右旋回、左旋回、停止}
③カヌーの乗り方、降り方
乗り降りの時が一番不安定なので注意が必要
④万が一、カヌーが転覆した時の対応方法
⑤本日の予定
それでは、いよいよ乗艇?です。
ガイドさんが、岸からカヌーを押さえてくれています。
まず前側にT☆Nobuが乗り、後ろに僕が乗ります。
ガイドさんは別艇で一人乗り。
ガイドさんが斜め前方を進み、僕たちはそれについていきます。
然別湖の「二の湾」から出発、岸沿いを南下し「一の湾」に入ります。
南下の時、少々向かい風になるので、一生懸命にパドルを漕ぎます。
「一の湾」は南側の山陰になるので、風が止み湖面も穏やかに。
「一の湾」には、マイボートに乗った釣り人が3艇います。
釣り人の邪魔にならないよう距離を取ります。
ガイドさんから、然別湖に関すること、周辺の山々や湖のこと、南大雪に生息する動物(ミヤベイワナ、ナキウサギなど)のこと、などの説明を聞きながら、カヌーをゆっくり進めます。
途中、トラウトのライズがあったり、セキレイを至近距離で観ることもできました。
出発・到着地点の「二の湾」に向かう前に、温かいコーヒーを頂きました。
~□Pヘ(^‥^=)~
ガイドさんは、ネイチャーセンターの建物の3階で寝泊まりしているそうで、休日は一人でカヌーを漕いで、然別湖の中ほどある弁天島に上陸し、コーヒーを飲みながらのんびりするのが至福の時間だそうです。
旦_(-ω- ,,)マターリ
ネイチャー・ガイドならではの優雅な休日ですね。
無事に「二の湾」に到着して、約1時間30分のカヌーツアーは終了。
(´∇`) ホッ
次は、冬にスノーモービルしにきますよー。その時はまたよろしくお願いしまーす。
などと言いつつガイドさんとお別れしました。
ヾ(*’-‘*)マタネー♪
休日、湖の上でゆっくり、のんびりするのもいいものですね。
帰り道の途中にある扇ヶ原展望台によってみました。
広々とした十勝平野が一望できます。
うちの奥様、パノラマ案内図を観ながら何やら検討しております。
奥様、十勝平野を『征服』するおつもりですか?
たぶん・・・無理だと思います。
早くしないと置いていきますよ。
カヌーも中々楽しい乗り物でした。
(≧∇≦)b
それでは、したっけ!(⌒ー⌒)ノ~~~
【施設の情報】
名称:然別湖ネイチャーセンター
住所:北海道河東郡鹿追町北瓜幕無番地 然別湖畔
電話:0156-69-8181
駐車場:あり
HP:http://www.nature-center.jp/