はいさい!ヽ(=´▽`=)ノ♪
職場のT☆Yukaさんからチケットを頂いたので帯広美術館の「篠山紀信展 写真力」を観てきました。
この写真展は、2012年6月熊本市現代美術館を皮切りに、全国の美術館を巡回展示しており、今回の帯広美術館は16ヶ所目の開催です。
札幌の北海道立近代美術館や札幌芸術の森美術館は何度か行っていますが、帯広美術館は超~久しぶり、たぶん21年ぶり2度目です。
◆写真力って何?
2012年10月東京オペラシティ アートギャラリー(2ヶ所目の巡回展示)で開催した「篠山紀信展 写真力」のサイトから紀信さんの言葉を引用すると
「写真力」?
写真の力が漲った写真ね。
写された方も、撮った者も、それを見る人々も、唖然とするような尊い写真。
特に、人の顔の写真ってすごいよね。いろいろなことを思い起こすし、あの頃、あの子と付き合ってたとか、でもグラビアの子に随分お世話になったとか(笑)、あの時代貧乏だったけど今より幸せだったかも・・・・・・とか。
時空や虚実を超えて、脳裏に強くインプットするイメージの力が、写真力ってわけだ。
そんな写真ってどうやったら撮れるかって?
そりゃ大変なんだよ。めったにそんな写真は写らない。
だって人知を超えた写真の神様が降りて来なくちゃ、すごい瞬間は立ち現れないんだもの。
その為にはあらゆる努力をする。被写体へのリスペクト、その場の空気を正しく読み、自分の感性を最大限にヒートアップさせる。すると本当に偶に神様が降臨す る。そりゃ、すごいぞ。そこで撮れた一枚は、その人への想いはもちろん、時代や自分史をも思い起こさせる力になってしまうんだから。
で、この展覧会は、50年間にわたって撮ってきた写真の中から、飛び切り写真力のある写真ばかりをえらんでみたものなんだ。
よりすぐりの顔、顔、顔・・・・・・
写真ってスゴイぜ!
by 篠山紀信
ということだそうです。
展示は、
①「GOD」(鬼籍に入られた人々)
②「STAR」(すべての人々に知られる有名人)
③ 「SPECTACLE」(私たちを異次元に連れ出す夢の世界)
④「BODY」(裸の肉体、美とエロスと闘い)
⑤「ACCIDENTS」(2011年3 月11日、東日本大震災で被災された人々の肖像)
の5つのセクションに分かれています。
僕は、写真のことはあまりよくわからないけど、「写真力」のタイトル通り作品ひとつひとつに「力」があるように感じました。
セクションを進むにつれて、写真の持つパワーに圧倒され見入ってしまいます。
紀信さんは「写真ってスゴイぜ!」とおっしゃていますが、僕としては、「紀信さんの感性がスゴイぜ!
そして紀信さんをサポートするスタッフさん達(助手、メイク、スタイリスト、マネージャなど)の能力と努力もスゴイぜ!」っていう感じです。
これほどの作品群を生み出すには、やはりチームの力も必要になると思われます。
下の画像は帯広美術館用のポスターです。
帯広美術館での展示は2016年4月16日(土)~6月26日(日)ですが、その後、2017年1月4日(水)~2月28日(火)横浜美術館での開催が予定されているようです。
まだ観ていない首都圏の方はぜひ!
それでは、したっけ!(⌒ー⌒)ノ~~~
【施設の情報】
場所:北海道帯広市緑ヶ丘2
ジャンル:写真展
住所:北海道帯2
電話:0155-22-6963
営業時間:9:30~17:00
定休日:月曜日
駐車場:あり
HP:http://www.dokyoi.pref.hokkaido.jp/hk-obimu/