はいさい！ヽ(=´▽`=)ﾉ♪
◆ＢＥＧＩＮコンサート2016-2017
1月14日（土）、北海道伊達市で行われたＢＥＧＩＮのコンサートに行ってきました。
昨年、2016年６月２5日（土）、沖縄県嘉手納町の兼久海浜公園で開催された『沖縄からうた開き！うたの日コンサート２０１６ in 嘉手納』に行ってからＢＥＧＩＮにハマってしまい、ファンクラブにも入ってしまいました。
(*⌒∇⌒*)テヘ♪
今回のコンサートツアー「ＢＥＧＩＮコンサート2016-2017」は、2016年10月10日（月・祝）の仙台市からスタートして、3月２６日（日）の大阪市まで全20都市で開催されます。
全２０都市の内、北海道での開催は今回の伊達市と明日1月15日（日）札幌市の２開催。
”14日（土）の伊達市”か”15日（日）の札幌市”のどちらに行こうか迷いましたが、16日（月）は仕事があるので、土曜日に１泊できる伊達市にしました。
北海道以外の方だと「伊達市」がどこにあるか知らない人が多いのでは？
ＢＥＧＩＮのメンバーも最初は「伊達市ってどこにあるの？」っていう感じだったようですが、実際に伊達市に来てみて「想像してたよりも都会だった」と言っていました。
「都会」はちょっと褒め過ぎですが、一応イオンもあるのでそれほど「ド田舎」ではありません。
(^▽^;)
◆とりあえずホテルにチェックイン
家から伊達市まで約270km、余裕を持って家を出発したらコンサート開場時間の２時間前に着いてしまいました。
一応、今晩泊まるホテルにチェックイン。
ホームページを見た限りでは結構まともそうな感じのホテルだったので予約しましたが、実際はホームページの写真とは異なり、建物はかなり老朽化しています。
カメラマンの撮影・画像編集技術に乾杯！
玄関を入り、ロビーを抜けて、プロントに到着。
フロントには誰もおりません。
呼び鈴があったので「チーン」と鳴らしてみます。
反応がありません。
今度は２回「チーン、チーン」。
・・・・・・・・無反応。
今度は、両足を肩幅に開き、右手のスナップを利かせて、力強く１０回ほど呼び鈴を鳴らしました。
「チーン！、チーン！、チーン！、・・・・・・、チーーン！！！！」
がしかし、・・・反応無し。
フロントのカウンター越しに奥の方をのぞき込んでみると、奥の部屋から、かすかにＴＶ放送の音が漏れています。
奥の部屋にはドアは無く、のれんのようなものが掛かっているだけ。
誰か居そうな気配だったので、勇気を出して、めっちゃデカイ声で「すみませーーん！！」と叫んでみました。
すると奥の部屋からお爺ちゃんがゆっくり現れました。
服装はホテルマンっぽい恰好をしています。
黒いスーツに蝶ネクタイ、どう考えてもホテルマンです。
僕は確信しました。このお爺ちゃんはホテルマンに間違いない！！
どんなに高齢の男性を装っていても、あなたがホテルマンであることを僕は見抜いていますよ！
僕は自信を持って、薄ら笑顔で予約名を告げました。
僕：「本日、１泊予約した○○です」
お爺ちゃん：「あーぁ、楽天で予約した人だね。これ書いて。」
宿泊名簿の用紙を渡されます。
ほーら、やっぱりホテルマンでしょ！
一般のお客さんは騙せても、僕を騙すのは容易ではありませんぞ。はっはっは～。
でもイチイチ「楽天で」なんて言う必要ありますか？
それともこのホテルでは、楽天トラベルを使う客がいないのかな？
何はともあれ、何とか宿泊はできそうです。
(´▽｀) ﾎｯ
宿泊名簿を記入し、宿泊料を支払います。
「クレジットカード」を使用しようと思いましたが、手数料が掛かるとのことだったので「現金」にしました。
「領収書をください」と願いすると「必要ですか？」と質問返し。
今までの僕の人生の中で、ホテルで領収書をくださいとお願いして、必要か？と聞き返されたのは初めてです。ここは普通は「宛名は？」って聞く流れじゃないですか～？
予期せぬ”質問返し”に
「えェ～！？ ひ、ひ、ひ、ひつよう？？ ”ひつよう”と言うほどでもありませんが、一応、念のため」
”どもる”いや、もとい”吃音”しちゃいました。
最近知ったのですが、「どもる」は差別用語・放送禁止用語だったのですね。
福山雅治さんと藤原さくらさんの月９ドラマを見て初めて知りました。
今頃でお恥ずかしい限りです。
このステーションホテルサンガさんは、僕の今までのホテルの概念では計り知れない、何か特別な存在なのかもしれません。
一筋縄ではいかない手強い相手です。
少なくとも今までのホテル業界には無かった、何か革新的なシステムを採用している可能性が高いです。
・呼び鈴を何回鳴らしてもフロント係が出てこない
・クレジットカードを使うと手数料を取られる
・領収書を依頼すると、本当に必要か？と聞き返えされる。
・かなりご高齢のお爺ちゃん相手なので怒る気にならない。むしろ、いたわりの優しい気持ちになる。
う～む。実に斬新なビジネスモデルだ！！
ホテルのフロントマンにお爺ちゃんを採用するのが、これからのホテル業界のトレンドか！？
いや、この手法は、お婆ちゃんでも使えるぞ。
「客を優しい気持ちにさせる」のが重要なポイントならば、赤ちゃんをフロントマンにするアイディアはどうだ？
いや、ちょっと待て、赤ちゃんは喋れないからだめだ！
多少耳が遠くても、小さな字が見づらくても、少しくらい膝が痛くても、お客様とお話ができれば何とかなる。
そう、やはり、このステーションホテルサンガさんのようにお爺ちゃんか、もしくは、お婆ちゃんがベストだぁー！！
この手法は、ホテル業界以外でも使えそうだぞ。
高度なサービスを求められる業界と職種なら。
例えば・・・航空機のＣＡさん。
お婆ちゃんＣＡさん：「お飲み物いかがですか？」
お客さん：「いやいや、自分でやりますから、ＣＡさんは席に座って休んでいてください。どうかご自愛ください。」みたいな。
この事にいち早く気がついて、すぐさま実行に移す、たぐい稀な行動力。
凄いぞー、ステーションホテルサンガさん！
w(ﾟoﾟ)w ｵｵｰ!
このホテルの経営戦略に驚きつつも、何とか無事チェックインが出来ました。
多少時間が掛かったけど、まだまだコンサートの開場まではたっぷり時間があります。ホテルのお部屋に荷物を置き、フロントに部屋のキーを預けます。
この時はもう「呼び鈴を鳴らす」などという”野暮”なことはしません。
大きな声で奥の休憩室でＴＶを観ているお爺ちゃんに叫びます。
「すみませーーん！！出かけてきまーーす！！」
お爺ちゃんもいちいちフロントまで出てきません。
奥の休憩室から「あーぁ、カギはカウンターの上に置いといて」ってな感じ。
無駄な体力を使わない、エコだね。
(^^)ﾆｺ
これがもし普通の年代（80歳未満）のフロントマンだと、ちゃんとフロントに立って「いってらっしゃいませ」くらい言いなさいよ！！
くらいの気持ちになる所ですが、相手が超～ご高齢のお爺ちゃんだと、
わざわざフロントまで来なくてもいいですよ～。
奥の休憩室でゆっくりお茶でも飲みながらＴＶを観ていてくださいな～。
ヽ(=´▽`=)ﾉ
という気持ちになるから不思議です。
◆伊達市の道の駅「だて歴史の杜」に行ってみた
道の駅で時間を潰します。
「伊達市」の人べんが・・・。
入り口から入って左側がフードコート、右側が伊達市観光物産館。
小腹が空いたのでフードコートの方に行ってみます。
コロッケも気になりましたが、「だてのとんぷら」の看板もあることですし、戦前より「いとうのてんぷら」として親しまれてきたらしいので、てんぷらを食べてみます。
僕は「うずら玉子天」、ツレのT☆Nobuは「ごぼうてん」にしてみました。
うん、普通に美味しいと思います。
フードコートの反対側が伊達市観光物産館。
色々な伊達市近隣の特産品が並んでいます。
自分で商品名に「おいしい」を入れちゃっていますね～。
これはハードルが上がるのであまり推奨できません。
「牛タンご飯だれ（600円）」と「牛タンシチュー（864円）」をお土産に買いました。
後日家で食べたら、どちらも美味しかったです。
この「有珠善光寺の鰐口最中（168円）」は、当日夜ホテルに戻ってから食べました。
ここの道の駅から12kmくらい離れた場所、有珠町に善光寺と言うお寺があります。
この最中、有珠の善光寺で作られている訳ではありません。（当たり前？）
善光寺の仏堂の軒先に吊り下げられた「鰐口（わにぐち）」をデザインに取り入れています。
鰐口とは・・・、”鰐口”・”画像”でGoogle検索してみてください。
形状的には最中（もなか）にしたくなる形です。
◆ＪＲ伊達紋別駅とマック
道の駅で少し時間を潰せましたが、まだまだです。
伊達の街の中を車でグルグル探索、特に何の目的も無くＪＲ伊達紋別駅に到着。
丁度、高校生がＪＲで帰ってくる時間帯でした。
駅前は子供を迎えに来たお母さん達の車が数台停まっていました。
マックで時間を潰します。
◆いよいよＢＥＧＩＮのコンサートです
開場時間が近づいたので、マックを出て、会場のだて歴史の杜カルチャセンターに行ってみます。
建物の中に入ってみると、大ホール前のロビーに行列ができていたので僕たちも並びます。
指定席なので別に並ばなくてもいいのですが、何となく並んでしまします。
この行列に並ぶ心理を「同調行動」と呼ぶそうです。
外国人よりも日本人の方が「同調行動」をとる国民性だそうです。
また、関西人よりも関東人の方がよく並ぶそうです。
個人差はありますが、周りの人達を同じことをすると「安心」し、違うことをすると「不安」になる人が日本人、特に関東人には多いようです。
北海道人の気質はいかに？
16:45に開場、最初はグッズ売り場に行きます。
開場前に並んだ列を崩さずそのままの順番でグッズ売り場を見ます。
グッズを購入する人もしない人も、その列を乱すことはけしてしません。
さすが日本人！見事な「同調行動」です。
これは、マナーとか道徳心とかを超越しているように感じます。
やはり日本人のＤＮＡすか？
ツレのT☆Nobuは「シール付のメモ帳」をゲット。
グッズ売り場の次はＢＥＧＩＮの３人のパネルの前で記念撮影をしてもらいます。
自分たちの席を見つけてひと段落、やっと落ち着きます。
定刻17:30をチョット過ぎて開演。
このホールのキャパは1044席ですが、２階席が少し空いているので8割くらいの入りです。
お爺ちゃんお婆ちゃんから小学生低学年まで幅広い客層です。
BEGINのことは知らないけどチケットが手に入ったので来てみた感があります。
BEGINは比嘉栄昇（ひがえいしょう）、島袋優（しまぶくろまさる）、上地等（うえちひとし）の３人組ユニット。３人とも石垣島出身で幼馴染。
披露した楽曲はこんな感じ。（２～３曲抜けてるかも）
「恋しくて」
「涙そうそう」
「ボトル二本とチョコレート」
「オジー自慢のオリオンビール」
「三線の花」
「笑顔のまんま」
「国道508号線」
「愛が走る」
島袋優さんのボーカルで「海の声」
「網にも掛からん別れ話」
「また会う日まで」、
「月がとっても青いから」
「いつでも夢を」
ラストは「バルーン」
＜アンコール＞
「島人ぬ宝」
客からのリクエストで「パーマ屋ゆんた」
途中１５分のトイレ休憩。
全体で約２時間。
アンコールからは写真撮影ＯＫになりました。
ＢＥＧＩＮの３人も完全に記念撮影モード。
この会場では、立ち上がって踊るお客さんは１割くらいで少なかったのですが、僕たちはその少数派で楽しみました。
(;´∀｀)
楽曲も好きですがボーカルの比嘉栄昇さんのトークも面白く、楽しいコンサートでした。
(*´▽｀*)
◆ホテルに戻って寝ましょう
コンサート後、お寿司屋さんで夕食を済ませホテルに戻りました。
部屋はツイン。ユニットバスとトイレが一緒。
小さなテレビと小さな冷蔵庫も付いています。
建物は古いですが、一応ビジネスホテルです。
シャワーを浴びてから寝ます・・・
寝れません！
ベットが・・・ベットが痛い！
ベットのスプリングの金属が背中に当たります。
ツレT☆Nobuのベットも同じです。
(-ε-)ﾌﾞｰﾌﾞｰ
このホテルにクレームを言いたいが、でも、もしクレームを言うとお爺ちゃんが可哀想。
我慢しよう。客が我慢すればいいだけじゃないか。
このようなベットがずっと使われているということは、きっと、誰も「ベットが痛い」と言えないのでしょう。僕だってそんな酷い事をあのお爺ちゃんに言えません。
さすが、ステーションホテルサンガさん！
┐(￣ヘ￣）┌ ﾌｩｩ～
翌朝6:30、僕たちは何も語らずにホテルを後にしました。
(TωT)ｳﾙｳﾙ
＜「ライブイベント」関連の過去記事＞
『【沖縄・嘉手納】沖縄からうた開き！うたの日コンサート２０１６ in 嘉手納 に行ってきた！』の記事はこちら。
それでは、したっけ！(⌒ー⌒)ﾉ~~~
【イベントの情報】
名称：ＢＥＧＩＮコンサート2016-2017 in 伊達市
ジャンル：コンサート
日程：2017年1月14日(土)
会場：だて歴史の杜カルチャーセンター
住所： 北海道伊達市松ヶ枝町34番地1
出演：BEGIN（比嘉 栄昇、島袋 優、上地 等）
開場・開演：開場16:４５、開演17:30
終演：20:15
HP：http://www.begin1990.com/ オフィシャルサイト
