はいさい! ヽ(=´▽`=)ノ♪
10月中旬、父の卒寿のお祝いで「あかん遊久の里鶴雅」に来ました。
ワンコのあかりも一緒なので、犬のお散歩がてら、阿寒湖畔と温泉街を散策してみました。
◇1日目の夕方
1日目の夕方は、湖畔の散策路を散歩。
ライトアップされている紅葉も綺麗です。
◇2日目の早朝
朝早く起きて湖畔や温泉街、アイヌコタンなどを散策してみました。
今日もお天気はよさそうです。
車も人通りもほとんどありません。
阿寒湖の案内図を発見。
「コロポックル」は「フキの下に住む小人の神さま」。
(アイヌ語の意味としては「フキの葉の下の人」なので、神さまや精霊ではない可能性もあるが・・・。)
アメリカ・インディアンのホビ族の神・精霊に「ココペリ」という豊穣の神がいるが、
もしかすると、「コロポックル」も「ココペリ」もルーツは同じなのかも?
(メイ)「あなたはだあれ?」
(トトロ)「トォトォロォォォォォォォォォ……!!」
(メイ)「あなた、トトロっていうのね!」
(トトロ)「私は神だ!」
(メイ)「私だ!」
(キキ)「私、魔女のキキです。こっちは黒猫のジジ」
宮崎駿監督の作品は、絵を見ただけでセリフを思い出しますね。
僕の娘たちは、トトロならほとんどのセリフを覚えていそう。
当時、娘たちはVHSのビデオを擦り切れるほど観ていました。
シマフクロウはアイヌの村の守り神。
朝、6時20分頃の様子。
もちろん、お店は閉まっています。
オンネチセ。
オンネは大きい、チセは家、つまり「大きい家」。
阿寒湖アイヌシアター「イコロ」では、アイヌの古式舞踊を見学する事ができます。
アイヌ古式舞踊は、国の重要無形民俗文化財に指定されているアイヌの人々の文化です。
イコロは「宝物」、「大切な物」の意。
アイヌの人と琉球の人のDNAが近く、縄文人の特徴をより多く持っているそうです。
北海道犬(アイヌ犬)と琉球犬のDNAも近いです。
阿寒湖まりむ館の1階は、観光案内所(観光協会)、2階は、釧路市阿寒湖温泉支所が入っています。
美味しそうなパン屋さんの看板。
この「Pan de Pan(パンデパン)」も鶴雅グループです。
阿寒湖畔エコミュージアムセンターは、阿寒国立公園阿寒地域の自然環境や特別天然記念物「阿寒湖のマリモ」を展示している施設だそうです。
阿寒湖畔エコミュージアムセンターの隣に、赤い鳥居があったので上ってみます。
かなり急な階段(?)で降りる時は勇気は必要です。
神社自体はとても小さくて、家庭にある神棚を少し大きくしたくらいのサイズです。
◇なぜ鳥居は赤い?
本来、神道における鳥居は赤くないのですが、おそらく歴史を重ねる中で何かの「赤」を取り込んでしまったのではないかと思われます。
特に、稲荷神社系に赤い鳥居が多いように感じます。
稲荷神社の総本社である京都の伏見稲荷大社は有名ですね。
伏見稲荷大社は、赤い鳥居の数が呆れるくらいアホみたいに多いです。
元々伏見稲荷大社は、京都の豪族・秦氏(はたうじ)の氏神です。
秦氏は中国から渡来した帰化人なので、中国の文化が入ってきて赤くなったのではないかと思います。
沖縄・那覇の首里城でも首里城正殿に向かって右側に南殿(なんでん)、左側に北殿(ほくでん)があります。
琉球王朝時代(日本に吸収される前)は、日本建築様式の南殿には日本からの使者を招き、赤い建物の北殿には中国からの使者を招いたと言われています。
中国の人々はかなり赤がお好きなようです。
中国では赤はおめでたい色とされていて、春節の写真などを見ても街中が赤一色。
中国共産党や中華人民共和国の旗も赤がベースですね。
◇前田一歩園財団って何だろう?
前田一歩園財団って何だろうと思って調べてみました。
この辺一体の大地主が前田一歩園財団です。
元々、前田正名(まえだ・まさな)さんの土地をその子孫の方が財団法人として管理しています。
阿寒湖周辺の前田さんの土地が後に「阿寒国立公園」に指定されています。
阿蘇国立公園や富士御殿場もこの人の土地です。
所有していた土地の総面積は約5000ha以上。
どれくらい広いのか、まったく想像がつきません。
元々は薩摩国(今の鹿児島県)に生まれ、薩長同盟にも関わりました。
明治維新後は官僚になり、農商務次官(1890年、明治23年)まで登り詰めた人です。
阿寒国立公園、阿蘇国立公園、富士御殿場の広大な土地は、明治天皇の「帝室御料地」を払い下げてもらったものです。
(戦前までは「帝室」って呼ばれていたようです。戦後は「皇室」になりましたが、何か変更しなければならない事由でもあったのでしょうか?)
要するに阿寒国立公園のほとんどの土地は前田さんの土地で、今は「前田一歩園財団」が管理しているようです。
ホテル鶴雅もこの財団から借地しているようです。
一旦、湖畔に戻ってきました。
湖のこみちに「弁慶の足湯」があります。
季節によってさまざまな花が楽しめるようです。
紅葉も綺麗に色づいてきています。
阿寒湖一体を約2時間かけて散策してみました。
腹減った!
(o^∇^o)ノ
それでは、したっけ!(⌒ー⌒)ノ~~~
【地域の情報】
地域:阿寒湖、アイヌコタン
ジャンル:観光地
住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉