ニーハオ!ヽ(=´▽`=)ノ♪
二度目の台湾、三日目の午後。
午後の予定は、台北市立美術館。
台北植物園からMRT淡水信義線の中正紀念堂駅に戻り、圓山駅に向かいます。
■花博公園を通って台北市立美術館に
圓山駅に到着、駅の東側に隣接しているのが花博公園。
この公園は、2010年11月~2011年4月にかけて開催された「台北国際花の博覧会」会場跡地の公園です。
日本でも似たような花博が開催されています。
1986年6月~8月、札幌市で「’86さっぽろ花と緑の博覧会 」。
1990年4月~9月、大阪市で「国際花と緑の博覧会」。
小さなお子様を連れた若いお母さんが多いです。
フードコートがありました。
午後1時過ぎ、お腹が空いてきたのでここで昼食にします。
こちらは、麺類など台湾系のお店。
こちらは、インド、メキシコ、アメリカ的なお店。
せっかくの台湾旅行なので台湾系を食べたいとお店を物色。
一応、各店舗ともオープンはしているようですが、店員さん不在の店が多く選択肢は2店舗のみ。
店員の皆さんどこに居るの?
周りを見渡した所、お店の数よりも、お客さんの数の方が少ないので、どこかに行きたくなる気持ちもわからんではないが・・・。
♪Baby boy~ わたしはここにいるよ~ どこにもいかずに待ってるよ~♪
やむなく、店員さんがいる2店舗の中からインド料理屋さんを選択。
無難にチキンカレーセット(サフランライスとスープ付)を注文。
店員さんはインド人かスリランカ人の若いお兄さん。
「おっさん、ナンも食べるか?」みたいなことを言われたけど、「ライス、オンリー」みたいな返しで気持ちは伝わった感じ。
お金を払って近くのテーブル席で待っていると、ほどなく、お兄さんが「おっさ~ん!できたよー!」と手を振って合図。
セルフサービスなのでお店のカウンターまで受取りに行きます。
チキンカレーは色こそ赤いけど辛くないと言うか甘め、チキンもたっぷりで美味い。
お腹も満たされたので、台北市立美術館に向かってみます。
台北市立美術館の南入口に到着。
台湾精品館が併設されています。
台湾が誇る、日本でも名の知れた自転車(GIANT)や電子機器(ASUS)などが展示されています。
台湾精品館を通り抜けると、いよいよ台北市立美術館。
台北市立美術館の南口到着。
あれ?
シャッターが閉まっていて、券売機の電源がオフ。
これ以上前に進むことができません。
シャッターの横からガラス窓越しに美術館の内部が見えます。
照明は消えていて、3人の作業員が改修工事を行っています。
Googleで美術館のWEBサイトを検索してみると、
NEWSページに”北美館館舍(包含兒童藝術教育中心):2017年10月11日起至2018年夏末,館舍全面暫停服務”の文字を発見。
こいつは、”2017年10月11日~2018年夏末まで館舎前面お休み”ってことですか。
国立台湾博物館の休館に続き、美術館もお休みでした。
ヽ(TдT)ノアーウ…
美術館の庭には羊飼いのオブジェ。
せっかくここまで来たので、気を取り直して花博公園を散策。
■林安泰古厝民俗文物館
花博公園の中をやみ雲に歩いていると、趣のある建物を発見。
行ってみることにします。
拝観料は無料。
林安泰古厝民俗文物館は、商いで財を成した資産家の林さんが故郷・中国福建省の建築様式を取り入れて建築した邸宅です。
中庭を中心に周囲を建物で四角く囲っています。
四合院建築と呼ばれる様式です。
石と赤レンガで造られた強固な外壁。
正面が左が雨前樓、右が隨月閣。
手前の池は映月大池。
展望台。近くに松山空港があるので時折航空機が超低空で飛んできます。
一通り拝見してから正面入り口付近に戻ってくると、何やら写真撮影中。
なかなかの美男美女。
ファッション雑誌の撮影でしょうか?
道路を渡って公園に戻ると、あちこちに撮影隊出没中。
右側の水色のドレスの女性は、体形がものまねタレントのやしろ優さんに似た感じ。
ファッション雑誌の撮影ではなさそう。
どうやら台北では、結婚写真撮影サービスが流行っているようです。
■台北孔子廟
広大な花博公園を100分ほど歩き回り、なんとかMRT淡水信義線の圓山駅戻ってきました。
付近に何か観光スポットは無いかgoogleで検索してみると、「台北孔子廟」を発見。
圓山駅から約500mほどの距離。
孔子廟は儒教の創始者・孔子を祀っている霊廟です。
入り口の黌(こう)門をくぐり台北孔子廟に入ります。
黌門を入ってすぐ右側に観光客サービスセンターがあるので、ここでパンフレット(日本語版あり)をもらいます。
黌門を入って真っ直ぐ進むと礼門があり、さらに進むと櫺(れい)星門、儀門、大成殿と続きます。
が、丁度タイミング良く明倫堂と呼ばれる建物の中の4D劇場でVR体験ができるようなので、そちらを先に行ってみます。
館内放送では、中国語、英語、日本語の順に説明してくれます。
3Dメガネを装着して、スクリーンに映し出される映像を鑑賞。
孔子の諸国遍歴・台北孔子廟建設の歴史・祭礼の様子などが3D映像で体験・学習できます。
さらに映像に合わせて、座っている椅子の足元や後頭部のあたりから風が吹き出してきます。
3D映像に、風の特殊効果をプラスして”4D”ってことらしいです。
映画の4DXの様な感じで、子供たちは喜びそうです。
しかし、アラ還のおじいちゃんにはかなり不快。
風が気になって映像や音声に集中できないのが残念。
とは言え、とても勉強になるので、台北孔子廟を訪れた際は「4D劇場」おすすめです!!
また、明倫堂の1階には、お土産ショップや喫茶ルームもあります。
大成殿で孔子の位牌を祀っています。
参拝は”赤い矢印に従ってお進みすること”
要するに、”右から入って左から出る”
もう少し正確に表現すると”龍門から入り虎門から出る”
龍山寺も右が龍門なのでここと同じです。
僕が台湾で経験した寺院・霊廟の中では、ほぼ「右から入り左から出る」が多かったですが、高雄の人気観光スポット・蓮池潭の龍虎塔だけは、左が龍、右が虎なので左から入りました。
台湾では、とても重要なルールのようです。
大成殿側から見た儀門。
真剣にお祈りをしています。
台北孔子廟の北側に隣接した小さな広場のような場所に、言葉が彫られた石板が敷かれています。
論語に関連した言葉のような気がしますが、なぜか日本語???
「君子だからだね」以外にも色々な言葉の石板がありました。
台湾の宗教は、主に「儒教+仏教+道教+民間信仰」の習合の人が多いようです。
日本人と比較すると、とても信心深い人が多いように感じます。
儒教と道教では、相反する教えのような気がしますが、いい塩梅でバランスを取っている感じです。
日本人の場合は「無神論者+無宗教」が多いそうです。
僕もその部類に属し「無神論者+無宗教」からさらに一歩踏み込んで「神想像論者+嫌宗教」の思想を持って生きてきたのですが・・・、最近とうとう焼きが回って、とある宗派のお寺の「お檀家さん」になってしまいました。
いや~、我ながらビックリです。
こんな軽い気持ちで檀家になっていいものでしょうか?
TSUTAYAの会員になるような感じです。
まぁ、いっか。
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それでは、再見(ザイジェン)!(⌒ー⌒)ノ~~~
【台北花博公園】
住所:台北市中山区玉門街1號
HP:http://www.enexpopark.taipei/
【台北市立美術館】
※2017年10月11日~2018年夏まで休館中
住所:台北市中山北路三段181號
営業時間:9:30~17:30
料金:大人30元
休業日:月曜
HP:https://www.tfam.museum/
【林安泰古厝民俗文物館】
住所:台北市中山區濱江街5號
営業時間:9:00~17:00
料金:無料
休業日:月曜
HP:http://linantai.taipei/
【台北孔子廟】
住所:台北市大同区大龍街275號
営業時間:8:30~21:00
料金:無料
休業日:月曜
HP:http://www.ct.taipei.gov.tw/jp/Home.htm