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休日さんぽ♪

休日に見つけたちょっとしたこと

【二度目の台湾】 台北忠烈祠、台北グランドホテル(昼食)、故宮博物院♪ ~二日目(2)~

ニーハオ!ヽ(=´▽`=)ノ♪

二度目の台湾、二日目の午後。
足が痛くて歩けないツレT☆Nobuをホテルにひとり置き去りにする”冷酷非道”&”血も涙もない”&”ひとでなし”な男、T☆Shinoです。

前回のブログ記事では、「二度目の台湾~二日目(1)~」として龍山寺、中正紀念堂、迪化街(永楽市場、台北霞海城隍廟、花旗坊)などを書きました。
今回は、二度目の台湾~二日目(2)~、忠烈祠、故宮博物院などをご紹介します。

■台北忠烈祠の衛兵交代式も観たよ

忠烈祠は、辛亥革命や日中戦争などにおいて戦没した英霊を祀っている所で、日本における護国神社・靖国神社のようなものです。

忠烈祠・大門
忠烈祠・山門
忠烈祠・大殿

大殿の前で白い軍服を着た2人の衛兵が警備をしています。

衛兵を守る人

よく見ると、衛兵の真ん中に黒っぽい制服を着た人がいます。
この黒服の人は、変な人が衛兵に近づかないように衛兵を守っています。
大殿を守る衛兵、その衛兵を守る黒服。

衛兵さん出陣

1時間毎に定時になると衛兵の交代式が始まります。
大門の横の詰所(休憩所?)から交代の衛兵さんが出てきました。

衛兵-1
衛兵-2

大門の詰所を出て、山門に進みます。

白い軍服は「海軍」です。
緑は「陸軍」、紺が「空軍」。
午前中に観た中正紀念堂の衛兵さんは空軍でした。

衛兵を守る黒服さん

どうしても、衛兵さんを守る黒服さんが気になります。
首から段ボールをぶら下げています。

段ボールの文字

段ボールに細い字で”我以後會簽哨表”の文字と”ごめんなさい”のイラストが書かれています。

Google翻訳では”我以後會簽哨表”→”私は後でテーブルに署名する”。
ちょっと意味不明。
でもGoogle翻訳先生は賢いので 
 「もしかして”我以後會哨表”では?」
とアドバイスをくれます。
”我以後會哨表”だとすると→”私はポストを見る”または”私は笛の後に見てよ”になります。

現場の状況を踏まえて、これら翻訳結果から想像すると、”私の後ろで見学してくださいね”と思われます。

せっかく作成した段ボールの文字とイラストですが、ほとんどの観光客は段ボール文字を見ていません。
でも、皆さん黒服さんの後ろでマナー良く見学していますので”無問題(モウマンタイ)”です。

そして、もう一つ気になったのが、黒服さんの左肩に掛けている黒い縦長のケース。
カメラの三脚ケースのような気もするが、ライフルのケースのようでもあり・・・。
釣り竿のロッドやパークゴルフのクラブである可能性は極めて低いと思います。
この黒いケースが本日1番の謎です。もしご存じの方がいましたらご一報ください。

大殿に到着

大門を出て、山門をくぐって、大殿に到着。やっと交代です。
観光客の皆さんも後ろからぞろぞろついて行きます。

衛兵の交代式が観光のひとつになるんですね。
交代式の衛兵さんになるには、175cm以上&イケメン&年齢制限(20代?)が条件です。

世界的には、イギリス・バッキンガム宮殿の衛兵交代式が有名ですが、日本ではどうなんだろうと調べてみました。
日本では、皇居護衛官という方々が交代式的なものを行っているようです。
皇居護衛官は自衛隊員ではなくて、警察庁所属の警察官です。

■圓山大飯店(台北グランドホテル)でランチ

ランチは忠烈祠から数百メートルの距離にある圓山大飯店のレストランで頂きました。

圓山大飯店(台北グランドホテル)

(画像はホテル公式HPより引用)

玄関ホールの龍

このホテルは中華宮殿建築の独特の外観で、デザイナーは楊卓成という台湾の建築家です。
楊卓成さんは中正紀念堂や国家戯劇院なども手掛けています。
日本で例えると、丹下健三さんや安藤忠雄さんのような方ですな。

ランチのメニュー

大ホールに案内され同行しているツアー9人で円卓を囲みます。
料理のお味は、どれも優しい味付けで美味しいです。
大ホールでは僕たち同様、大勢の団体客がランチを楽しんでいます。

■故宮博物院

いよいよお目当ての故宮博物院。

”世界三大博物館”とか”世界四大博物館”とか呼ばれる中に、この台北故宮博物院も含まれることがあるようです。

世界的に有名というか、何となく僕でも聞いたことがあるのは、大英博物館(イギリス)、メトロポリタン美術館(アメリカ)、ルーブル美術館(フランス)、エルミタージュ美術館(ロシア)あたりです。

”世界三大博物館”とか言っているくせにどうして”美術館”も含まれるんだ?
と思われる方も居るかもしれませんが、英語だとどちらも”ミュージアム”なので区別しないようです。

ただし、この”世界三大ナンチャラ”シリーズは、”世界三大夜景”と同様、あまり権威のない誰かが勝ってに言いているだけのようです。

”世界三大〇〇”かどうかは真偽のほどは置いておいて、このツアーでは見学時間が2時間と限られていますので、短い時間を楽しむことにします。

まず本館1階ロビーでツアーガイドさんからオーディオガイド(ヘッドホンとレシーバ)を借り、見るべき展示物にどんどん案内してくれます。

故宮博物院の三大宝物は”翠玉白菜”・”肉形石”・”毛公鼎”で、現在展示しているのは”翠玉白菜”・”毛公鼎”の2つ。

翠玉白菜

緑と白の2色に分離した翡翠を細かく細工した彫刻です。
自然のままの色合いをうまく利用して、白菜とイナゴとキリギリスが繊細に彫られています。

毛公鼎

元々は調理用の青銅器ですが、毛公鼎の胴内に32行、500文字が鋳刻され、権威を象徴する礼器として使用されていたそうです。

宋周鐘

宋周鐘は祭祀用の楽器(鐘)で、”毛公鼎”と同様に123個の文字が刻まれています。

1時間30分でツアーガイドさんに効率良く案内してもらった後は、30分の自由行動。
もう一度3階に上がって、3階→2階→1階と早足でざっくり見て回り、最後に地下1階のギフトショップでお土産を物色している途中でタイムオーバー。
急いで1階の集合場所に戻ってバスに乗り込みました。

やはり見学時間が2時間では足りません。

孫文の銅像

地下1階の孫文さんの銅像。

■2つの故宮博物院

北京にも故宮博物院があります。むしろ北京の方が本家。
ラストエンペラーでお馴染みの溥儀(ふぎ)さんが住んでいた王宮が紫禁城。
その紫禁城が今は北京故宮博物院になっています。

第二次世界大戦の後、中国で内戦がありまして。
蒋介石さん率いる”国民党(=中華民国)”と毛沢東さん率いる”共産党(=後の中華人民共和国)”が戦ったみたいです。
当初は、”国民党”が優勢でしたが、後に農村部の民衆の支持を拡大した”共産党”が盛り返しまして、劣勢になった”国民党”が台湾に逃げたのですが、その時、北京の故宮博物院にあった主要なお宝を台湾に持って来ちゃったそうです。

その結果、「お宝の数は北京故宮博物院の方が多いけど、質は台北故宮博物院が高い」と台湾の人は思っているらしい。

最後は、お約束のお土産屋さん(免税店)に連れてこられて、本日のツアーは終了です。

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それでは、再見(ザイジェン)!(⌒ー⌒)ノ~~~

【台北忠烈祠】
住所:台北市中山區北安路139號
営業時間:9:00~17:00
休業日:3月28日、9月2日
衛兵交代時間:9:00、10:00・・・17:00(1時間毎)
HP:

【台北グランドホテル】
住所:台北市中山北路四段1號
営業時間:
休業日:
HP:http://www.grand-hotel.org/

【故宮博物院】
住所:台北市至善路二段221號
営業時間:8:30~18:30
休業日:無休
料金:一般250元
HP:http://www.npm.gov.tw