はいさい! ヽ(=´▽`=)ノ♪
7月29日(金)、庵野秀明総監督の「シン・ゴジラ」がついに公開しました。
監督は、ローレライや日本沈没の樋口真嗣監督です。
◆ゴジラ映画はほとんど観ていません
ゴジラの映画は子供の頃少しだけ観ていました。
と言っても次の3作だけです。
・第6作・怪獣大戦争(1965年12月公開)
・第7作・ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966年12月公開)
・第8作・怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967年12月公開)
僕が小学1年~3年までの3年間です。
冬の長い休みになると、1週間くらい同じ歳のいとこの家に泊まりに行っていました。
いとこの家の近くには東宝系の映画館があり、毎日のように二人で映画館に通い「ゴジラ」を観ていました。
当時は2種類の映画を交互に上映する「2本立て上映」(併映)だったような気がしますが、当時のゴジラの併映作品が全く思い出せません。
ネットで調べてみると・・・「加山雄三さんの若大将シリーズ」だそうです。
全く記憶にありません。今まで加山さんの映画は1度も観たことがないと思っていました。
ビックリです。
当時、東宝でゴジラがヒットしたので、大映でも怪獣映画を作り始めました。
それがガメラです。
・第1作・大怪獣ガメラ(1965年11月公開)
・第2作・大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン(1966年4月公開)
・第3作・大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス(1967年3月公開)
これも小学1年~3年までの3年間ですね。
大映でガメラの併映は大魔神です。
50年後の今でもうっすら覚えているところをみると、小学低学年にとってゴジラ・ガメラ・大魔神は、かなり面白かったのでしょう。
それに比べて若大将シリーズは、記憶から消し去るくらい・・・だったのですね。
(^^;)
小学4年生以降は、ゴジラ・ガメラともに映画を観た記憶がありません。
小学4年の少年としては、なんとなく怪獣たちを擬人化させておちゃらけてる演出が「くだらない」ように思えたのです。
例えば、1965年の「怪獣大戦争」ではゴジラが「イヤミのシェー」をしています。
小学3年生までは、このような映像を笑って観ていたのですが、4年生になると突然許せなくなるのですね。
子供って不思議です。
◆庵野さん、「シン・ゴジラ」なんか作っているヒマあるの?!
結局僕は、1968年以降、昭和ゴジラシリーズ、平成ゴジラシリーズ、ミレニアムシリーズそれからハリウッド版も観ていません。
ゴジラはつまらないと思っていました。
しかし、今回の「シン・ゴジラ」はかなり気なっております。
何が気になっているか?
それは「総監督・脚本が庵野秀明さんである」ことです。
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」遅れているんだから「シン・ゴジラ」なんか作っている場合じゃないんじゃないの?!って思っていたら、
2015.04.01、エヴァの公式サイトから庵野さんのコメントが出ていました。
出典: http://www.evangelion.co.jp/news.html
内容は、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』と『ゴジラの新作映画』に関するものです。
時系列で整理すると次のような感じです。
◇「エヴァ:Q」の公開後の約4年間について
・2012年12月、エヴァ:Qの公開後、鬱状態になった。
2006年からの6年間、自分の魂を削って再びエヴァを作っていた事への、当然の報いでした。
・2013年1月末、東宝からゴジラ新作映画の監督依頼があった。
しかし、精神的に不安定で、かつ、シン・エヴァもあるため一旦は固辞した。
・2013年3月、東宝と樋口監督の誠意に心が動かされ、総監督を引き受ける。
エヴァではない、新たな作品を自分に取り入れないと先に続かない状態を実感し、引き受ける事に。
・2013年6月、ゴジラのプロット等の作成を開始。
・2014年初頭、ようやくスタジオに戻る事が出来た。
それから、1年以上かけた心のリハビリにより徐々にアニメの仕事に戻っている。
・2015年4月1日、本コメントを発表。
シン・エヴァの公開まで今しばらくの時間をいただければ、幸いです。
◇それでは「エヴァ:Q」の公開前の「魂を削った6年間」はどうだったか?
出典:株式会社カラー http://www.khara.co.jp/hideakianno/
・2006年5月、新たな映像企画製作会社、株式会社カラーを設立。
・2006年9月には映像制作の場として、スタジオカラーを立ち上げる。
・2007年9月、第1回製作作品 「エヴァンゲリヲン新劇場版:序」 が公開。
・2007年10月、株式会社ガイナックスを退社。
・2009年6月「エヴァンゲリヲン新劇場版:破」が公開。
・2012年11月「エヴァンゲリヲン新劇場版:Q」が公開。
◆庵野さんにとって「シン・ゴジラ」は必要だった!
病気だったんですね・・・心の問題は難しいです。
専門家である精神科のお医者さんですら、患者さんのことをすべては分っているわけではないし・・・。
病気だと本人も自分自身の心がわからなくなると思うし・・・。
僕ら凡人には、多くのファンや回りのスタッフ・関係者から期待される庵野さんの気持ちや大変さは想像することすらできません。
2006年に新会社とスタジオを立上げて、ガイナックスとの関係をこじらせないよう気を使い、「エヴァ:Q」公開までのわずか6年の間に「序」・「破」・「Q」の3作品を作り出して、さらに、4作目「シン・エヴァ」を創造しなければならない使命がある。
多くのプレッシャーもあるでしょうし、睡眠不足も加われば、そりゃあ誰だって病気にもなりますよ。
そんな状態の庵野さんにとって、東宝さんからの新作ゴジラのオファーは「エヴァのことは一旦忘れて、心をリフレッシュさせ、持っている才能を他の作品で試してみたら」という天からの啓示だったのかもしれませんね。
◆「シン・ゴジラ」は面白いのか?
やっと本題です。
長い間、ゴジラ・シリーズは僕にとって「つまらない映画」になっていました。
映画館の上映はもちろんTV放映も観ていません。
でも、庵野秀明総監督が実写版ゴジラを作ったならどうなるのだろう?という興味はあります。
予告編はかなりいい感じです。
※エヴァ同様、電線の映像は相変わらず多い。(笑)
7月29日の公開が始まると、観た人たちの感想が徐々にネットにアップされてきます。
一部ネガティブな書き込みも見受けられましたが、概ね、評判は良いようです。
週末まで待ちきれず8月4日(木)の夕方、とうとうツレと観に行っちゃいました。
感想は・・・おもしろい映画です!
【ネタバレ注意!】
※ここから下はネタバレの可能性が高いです。ご注意ください。
見終わった時の感想は、「よくわからない部分もあるけど面白い」です。
1回観ただけでは全貌はつかめない感じです。
セリフ回しも早口で何をしゃべっているのか、聞き逃した箇所もあります。
総監督・監督が庵野秀明さんと樋口真嗣さんなので、おそらく色んな細かなこだわりを2時間の中に散りばめていると思われますが・・・。
音楽担当は鷺巣詩郎(さぎすしろう)さんです。この方はエヴァの音楽も担当しており、シン・ゴジラの中でもエヴァの音楽が流れていました。
役の設定やセリフはかなりリアルです。
おそらく、実際にゴジラが東京に出現しとしたら、政治家や防衛省・自衛隊はきっとこんな感じなんだろうなぁと思われます。
人間側の主演は長谷川博己さん。衆議院議員で内閣官房副長官(政務担当)役 。
ゴジラ出現後は、対策本部事務局長、副本部長、特命担当大臣などに任命され、巨大不明生物(ゴジラ)の対応に当たります。
助演は 竹野内豊さんと石原さとみさん。
竹野内さんは内閣総理大臣補佐官(国家安全保障担当)役。
石原さんはバイリンガルの米国大統領特使役。
ゴジラのモーションキャプチャーは野村萬斎さん。
映画館の巨大ポスター
DVD化されたら、もう一度じっくり観たいです。
※DVD出ました(*^^*)
それでは、したっけ!(⌒ー⌒)ノ~~~
【映画館の情報】
店名:シネマ太陽帯広
ジャンル:映画館
住所:北海道帯広市西三条南11丁目 帯広太陽ビル7F
電話:0155-20-1525
定休日:
駐車場:有
HP: http://www.taiyogroup.jp/cinema/